チェタウット先生のSRS術後のアドバイス

1. 禁煙
喫煙は性転換手術後の2週間は禁煙して下さい。
煙からの有毒成分であるニコチンと一酸化炭素は、皮膚への酸素と栄養供給の血流を減らし、組織虚血、創傷治癒障害や皮膚壊死を引き起こす恐れがございます。
2. 活動
SRS術後の最初の2週間は、十分な休息と回復のため、お客様のお部屋でゆっくり療養治療する事をお勧めします。
当センター提携ホテルでお客様は滞在期間中、無料で朝食のルームサービスを利用できます。SRS術後の最初の2週間は、昼食と夕食もルームサービスをご利用する事をお勧めします。

ホテル内での軽い活動、例えばダイニングルームでお食事をしたり、ホテルのロビーでチャットをしたりするのは2週間の回復期間中に行う事は可能ですが、当センターの看護師チームとお客様の回復状態や健康状態をご確認の上、行ってください。
3. 服薬治療
当センターはお客様のタイ滞在期間中と帰国後のお自宅で服薬する全ての必要な薬を無料でサービス致します。
当センターの服薬指導に従い、規定されたコースの予防的抗生物質療法通りに服薬して下さい。
強力の鎮痛剤(麻薬的な服薬として使用される薬、例えばトラマドール)はお客様の快適感を確保するために用いられます。
タイでの回復期間中、エストロゲンホルモンの使用は禁止されています。DVT(深部静脈血栓症)を帰国際のフライトで引き起こす恐れがございますので、お控えください。
ホルモン補充療法は、帰宅後に行えます。
エストロゲン投与量の減少とアンドロゲン抑制を最終的には止めますが、これらの調整や指示はお客様のホルモン専門医にご相談し、従って下さい。
4. 食べ物の種類
4.1皮膚移植術を使用する性転換手術のお客様は, ホテルでの回復の1週間目に流動食やソフト食をお召し上がりください。
流動食やソフト食の例:
炭水化物源食:クリームスープ、オートミールやコンフレークなどのシリアル系、柔らかいパンやマフィン、パンケーキ
タンパク質源食:スカンブルエッグまたは半熱ゆで卵、マグロやサーモン系の骨のない魚
脂肪源食:チョコレートミルク、アイスクリーム、ヨーグルト
ミネラルやビタミン源食:種や皮の無い缶詰め果物、バナナ、メロン
一般的な食事は回復の1週間目を経過しましたらお召し上がりになれます。一般的な食事とは、野菜、肉類、家禽、ビーンズ(豆類)、ご飯、パスタ、ナッツや噛まないといけない食べ物を意味します。
4.2s結腸移植術を使用する性転換手術のお客様は, 清澄流動食と流動食の順番で、ホテルでの回復の1週間目に準備されますので、お召し上がりください。
お客様の便通が通常通りになりましたら、ソフト食をお召し上がりになれます。ホテルでの回復の2週間目になると思います。
一般的な食事は、お客様の帰国後にお召し上がりになれます。
ホテルでの看護とチェタウット先生の術後のケアキット
認定看護師であるお客様の手術の詳細情報を熟知し、チェタウット先生を手術中にアシストする外科看護師が毎日当センター提携ホテルにて、必要なアフターケアと膣のダイレーションを行こないます。
チェタウット先生のポシシーは、充分に教育訓練を受け専門である外科看護師を提供する事です。提携ホテルにて回復期間中に注意深く密にお客様を看護するため、お客様の詳細な手術情報を知っている看護師を派遣しています。
継続的なOR看護師(オペ看)によるホテルでの回復は、看護師とお客様との関係を良くし、看護をよりスムーズにさせると思います。当センターの看護師は、各お客様の手術詳細情報を良く知っているので、効率的な看護ができます。
CPSCからの退院時に下記を無料で提供致します:
1. チェタウット先生の署名入りSRS証明書2通
2. 必要な全ての経口薬と服薬指示
3. SRSケアキット1セット

チェタウット先生の膣拡張器(5つのサイズがあります)
拡張器 No. 0 (Ø 20 mm)
拡張器 No. 1 (Ø 23 mm)
拡張器 No. 2 (Ø 26 mm)
拡張器 No. 3 (Ø 29 mm)
拡張器 No. 4 (Ø 32 mm)
各拡張器の長さはおよそ8.5インチです。

膣拡張期用のQC水溶性膣潤滑剤ゼリ
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と麻酔薬水溶性膣潤滑剤ゼリー

と座るときにクッションとして使用する柔らかいドーナツ枕(SRS手術部位から圧力を除去するため)

ベビーワイプ
(敏感な肌用の使い捨ての布)

使い捨てベットシーツパッド1パック
(お尻下用ベットシーツ)とサニタリーパッド

膣拡張器を使用する際に、上手くダイレーションを行えるためのスタンドミラー
性転換手術後のお自宅での回復プラン
術後の2ヵ月は十分に休息をとり、ストレスをできるだけ減らして下さい。
軽い活動はできますが、5パウンド(2.3kg)以上の物を持ち運ばないで下さい。
術後の2ヵ月は短距離歩きはできます。
徐々に仕事をする事をお勧めします。軽いお仕事から始めるか、労働時間を少なめにして徐々に増やして下さい。
SRS術後3ヵ月間の活動制限
お客様の治癒を確実にするために、裂傷や創傷合併症を引き起こすような活動はお止めください。下記はSRS術後3ヵ月間に禁止されている活動です:
1. ストレッチや膣唇を洗浄したり写真を撮るために広げる。
2. 性交
3. 活発な活動や性域にプレッシャーをかけるような活動。例えば、ハイキング、乗馬、自転車運転やバイク運転など。
4. 性域のオーバーストレッチや急激な影響を与えるような運動や体操。ヨガ、エアロビクスダンス、ピラティスを含みます。